ストーリー

その『運命』を、斬り拓け。それは“終わり<フェルマータ>”のない、戦いの物語。『正義』の名の下に国境を越え結成された、組織直属特殊部隊―――その名は、『七聖騎士団』<セブンス・コード>。人類が秘めし生命エネルギー『魔術』<ルーン>を扱う戦闘に長け、騎士として優秀な成績を収めた少女・フレイアもまた、その一人だった。生き別れ、再会を果たした兄・ユリウス総司令の下、フレイアは初任務のため、かつて生まれ育った、常夏の島へと降り立つ。その任務とは、歴史上誰一人として達成した事が無いと言われている“神話越え”の成就―――かつて伝説として語り継がれ、再び現代へ蘇った“神”を討伐する、というものだった。敵は人智を超越せし、神話を再現する神の“能力<チカラ>”を持つ不死の存在、七人の『召喚せし者』<マホウツカイ>―――対するは、正義の名の下に集った、七人の『軌跡創りし者』<キセキツカイ>『七聖騎士団』<セブンス・コード>。神々の“能力”を分析し、彼らに対抗するために生み出された『戦略創造技術兵器』―――通称“キセキ”と呼ばれる輝石、人造究極科学兵器を手にフレイア達は、神話上の存在へと戦いを挑む。だが、そこへ現れる“マホウ”と“キセキ”の二刀流を使いこなす謎の鎧騎士『終わらせる者』<フェルマータ>の乱入。どちらの陣営にも属さぬ正体不明の第三勢力の介入、その目的は果たして―――究極科学<正義> VS 神話魔術<もう一つの正義> VS 融合超科学<秘められた正義>―――誰も予想することの出来ない戦いは、やがて一つの哀しき運命の真実を描き出す。任務難度<ミッションランク>、SSS級<トリプルエスクラス>。不可能とされる運命を斬り拓くために集った七人の騎士達が今、人類未踏なる聖戦の舞台へと降り立つのだった。